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【99】エアフロー②

【99】エアフロー②

こんにちは、衛生士の會澤です。

前回エアフローの簡単な特徴であったり、保険内のクリーニングと自費クリーニング(エアフロー)の違いやメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。

今回はより詳しくエアフロー後の注意事項・おすすめな方・禁忌患者さんについてお話しさせていただきます。

[エアフロー後の注意事項]

48時間はなるべく着色がつきやすいもの(カレー、コーヒー、紅茶、お茶、タバコなど)を控えていただくと効果的です。

なぜ48時間かですが、歯の表面にはペリクル(獲得被膜)と言う細菌ではない白い膜があります。それは歯の表面を汚れから守ってくれる効果があるのですが、それができるのが48時間後と言われるのでなるべく48時間は着色つきやすいものはお控え下さい。

[エアフローがおすすめの方]

・歯の着色や汚れを落としたい方

歯の着色は濃さにもよりますが、普通の歯ブラシと歯磨き粉では落ちにくいことがほとんどです。万が一落ちたとしても着色を落とすほど歯の表面を多少傷つけていることになるのであまりおすすめではございません。

・虫歯や歯周病予防をしたい方

頑張って歯ブラシや歯ブラシ以外の清掃道具(歯間ブラシ、フロス、糸ようじなど)をしていてもご自身の癖であったりなかなかやりにくい場所などは虫歯や歯周病が予防できない場合もあります。また遺伝的なところで虫歯になりやすい方もいらっしゃいます。そういう方に予防として使っていただくのも効果的です。

・清潔な口腔環境や歯を維持したい方

やはり口腔内環境に対して意識高い患者様は一定数いらっしゃいます。そういう方にもオススメさせていただいております。

・歯列矯正治療中の方

歯列矯正だとワイヤーや歯の表面に器具(ブラケット)がついている方がほとんどですが、日々丁寧に歯磨きをしていても器具が邪魔をして磨き残しが残ってしまい、慢性的に残ってしまうと虫歯へ進行してしまったり歯肉炎や歯周病になってしまう可能性があります。ですので矯正治療中だけでもエアフローを定期的に行うのがおすすめです。

・インプラントや詰め物、被せ物などの修復物が入っている方

修復物の表面はとてもツルツルしております。そこにブラシで磨いてしまうと、せっかくツルツルしている表面が傷ついてしまい表面に汚れやプラークがつきやすくなってしまいます。

ですので修復物が多く入ってる方にはエアフローを用いて、表面を傷つけないようにした方が良いです。

[エアフローの禁忌患者さん]

・喘息や慢性気管支炎などの呼吸器疾患の方

・重度の消化器系疾患、腎臓や心臓疾患の方

・ナトリウム摂取制限がある方

今までエアフローについていろんなお話しをしてきました。

もし興味がある方はお申し出下さい。

少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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【98】ナイトガード

こんにちは

本日はナイトガードについてお話いたします。

朝起きると顎が痛い、歯がしみる、肩こりや頭痛があるなどの症状が続いていることはありませんか?

それはもしかすると睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが原因かもしれません。

ナイトガードは、就寝中に装着するマウスピースです。歯ぎしり・食いしばりによる過剰な力から歯や顎を守るために使用します。

・朝起きたときに顎が疲れている、痛い

・歯にヒビが入っている、すり減っている

・冷たいものが染みる

・頭痛や肩こりが慢性的にある

・顎関節症と言われたことがある

このような症状がある方は、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりをしている可能性があります。

このような症状を放置していると、歯が割れる・欠ける・摩耗するなどのリスクが高まり、最終的には抜歯に至るケースもあります。

ナイトガードを用いることで期待できる効果は

・歯の保護
過剰な噛みしめの力が直接歯にかからないようにすることで、摩耗・破折の予防になります。

・顎関節への負担軽減
食いしばりによる力を緩和することで、顎関節症の悪化を防ぐことができます。

・筋肉の緊張緩和
顎の筋肉や咬筋の負担が減ることで、朝のだるさや肩こりの軽減が期待できます。

・補綴物(詰め物・被せ物)を長持ちさせる
歯ぎしりはセラミックやレジンを破損させる原因にもなります。ナイトガードを使うことで再治療のリスクを下げられます。

ナイトガードは、寝ている間に無意識で行っている歯へのダメージを防ぐための大切な手段です。

当院でも作成することが可能ですので気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

本日はナイトガードについてお話させていただきました。

少しでも参考になれば幸いです。

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【97】エアフロー

こんにちは、衛生士の會澤です。

今回は自費クリーニングのエアフローについてお話しします。

みなさんはエアフローという名前を聞いたことはありますか?

私は学生時代に授業で聞いたことがあったのですが、学生時代に臨床実習で行かせていただいた歯科医院にはおいておらず当院に入社してから初めて機械を見ました。

エアフローとは、微細なパウダー(粉)をジェット水流で吹き付け、歯の表面や歯と歯の間の汚れを落とすクリーニング方法になります。

エアフローは着色除去に使われることが多いですが、本来は歯の表面にいる細菌(バイオフィルム)を破壊すると言われており虫歯予防や歯周病予防にも効果的なものになります。

では保険のクリーニングとの違いですが、3点あります。

それぞれメリット、デメリットありますのでご紹介します。

[メリット]

①歯の表面を傷つけずにクリーニングすることができる。

保険内のクリーニングはブラシとペースト(歯磨き粉)を用いて行います。ペーストの中には多少研磨剤が入っている為ごく僅かではありますが、歯の表面を傷つけながら歯の表面についた汚れを落としています。

それに比べて自費クリーニングのエアフローはパウダーとお水を用いて行うことにより歯の表面を傷つけずにクリーニングすることが可能です。

②歯と歯の間の着色を取ることができる。

保険内のクリーニングはブラシを用いますが、ブラシは歯と歯の間には入れることは難しく、歯の表面の汚れしか落とすことができません。

ですがエアフローは細かいところまで当てることができます。

例えば、歯間(歯と歯の間)や裂溝(噛む面の溝)、矯正器具(ブラケット)の周り、インプラント周囲などと普段のセルフケアでは行き届かないところもお掃除することができます。

[デメリット]

・保険内のクリーニングに比べて費用が高額です。

保険内のクリーニングは大体3000円〜4000円ほどですが、自費クリーニングはエアフローとトリートメント剤含め7700円になります。

確かに費用は保険内に比べたら高額ですが、メリットはそれなりにあります。

現在、着色に関して気になっている方や、自費クリーニングについて気になる方がいらっしゃったらお申し出ください。

少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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【96】ホワイトニング後の注意事項

 

こんにちは

本日はホワイトニング後の注意事項についてお話いたします。

ホワイトニング後の歯は表面のペリクルが剥がれ、色素が定着しやすい状態にあります。

ペリクルの主な役割は、「歯のエナメル質保護」と「歯の表面全体をコーティング」です。ホワイトニングで使用する薬剤により、このペリクルが剥がれ、結果として歯のエナメル質は露出し、色の濃い食べ物や飲み物の色素や刺激に弱くなります。

このような状態でカレーやチョコレート、コーヒーやワイン、紅茶などの色の濃い食べ物や飲み物を摂取すると歯に色素が着きやすくなりホワイトニング効果が損なわれる可能性があります。

また、炭酸飲料やスポーツドリンク、柑橘系などの酸性の飲食物は、歯を色が付きやすい状態にしてしまうので避けたほうが良いでしょう。

ペリクルが完全に回復するまでには、約24時間から48時間かかります。そのためホワイトニング後は24時間〜48時間は色の濃い飲食物を避けましょう。

・控えた方が良い食べ物

カレー、ミートソース、チョコレート、醤油、味噌、ケチャップなどの色の濃い食べ物や着色料を使用している食べ物

レモン、みかん、きゅうりなどの酸性の食べ物

・控えた方が良い飲み物

コーヒー、紅茶、抹茶、赤ワイン、ココアなどの色の濃い飲み物

炭酸飲料、スポーツドリンクなどの酸性の飲み物

食事の後に歯磨きをせず放置すると、歯に色が着きやすくなるため、食後はなるべく早めに歯磨きをしましょう。

すぐに歯磨きが出来ない場合は口をすすぐだけでもある程度の着色を抑えることが出来ます。

またタバコを吸われる方はタバコに含まれるタールやニコチンは歯に強く付着するためホワイトニング後は控えるようにしましょう。

正しいケアを心がけホワイトニングで手に入れた白い歯をより長く保ちましょう。

本日はホワイトニング後の注意事項についてお話させていただきました。

少しでも参考になれば幸いです。

気になることがございましたら、お気軽にお声掛けください。

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【95】永久歯

こんにちは、衛生士の會澤です。

前回は乳歯についてお話ししたので、今回は永久歯についてお話しします。

永久歯は6歳頃から生え始め、13〜15歳頃までに親知らずを除く大人の歯が全て生え終わります。

奥歯2本は乳歯で生えてくるわけではなく、最初から永久歯の状態で生えてきます。生え初めの時は歯肉が被っていたりして歯肉が浮遊状態だとその隙間から汚れが入りやすく、入った後歯肉で蓋をしてしたような状態になってしまうと気づかぬ合間に虫歯になってしまったりするので、奥歯とても見えづらいので歯ブラシ難しいですが虫歯にならないように気をつけましょう。

また萌出時期は乳歯では約4ヶ月、永久歯では1年の萌出遅延が起きるケースがあります。その理由として内分泌障害やダウン症、骨頭蓋骨異形成症、歯肉の肥厚、歯胚の位置異常、萌出余地不足などがあります。

少しでも異変や疑問に思うことがあれば、かかりつけの歯科医院で一度相談してみても良いかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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【94】根管治療

こんにちは

本日は根管治療についてお話いたします。

根管治療とは汚れた(感染した)神経を取り除き根管を綺麗にする治療です。

まず、根管治療が必要になる症状は

・冷たいものや熱いものでしみる

・噛むとズキズキ痛む

・何もしていなくても痛みがある

・歯肉が腫れている

・歯の根元付近にふくらみ(膿による腫れ)や、膿の出口ができている

こういった症状がある場合、むし歯が神経まで達している可能性があります。

根管治療の流れは

1.診断

レントゲンやCTなどで根の形と問題点を見つけます

2.ファイルで感染した神経を取り除く

細菌感染を起こした神経(歯髄)をかきだして取り、歯の中で繁殖した細菌を減らしていきます

3.薬剤で殺菌

薬剤でキレイに洗い、感染している歯質と根管内の清掃をします

4.根管充填

充分に殺菌ができたら、根管に樹脂状の詰め物(ガッタパーチャ)をします

5.土台を立てる

被せ物を装着するための土台を作ります

6.被せ物を装着する

最終的な被せ物を装着して完了です。精度の高い被せ物を装着することにより、むし歯や歯周病のリスク、また再根管治療になるリスクを減らすことができます。

根管治療は通院回数が必要な治療です。途中で治療を止めてしまうと症状が悪化し、抜歯が必要になるケースもありますので最後まで治療を受けることが大切です。

本日は根管治療ついてお話させていただきました。

少しでも参考になれば幸いです。

気になることがございましたら、お気軽にお声掛けください。

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【93】乳歯

こんにちは、衛生士の會澤です。

みなさんは子供の歯(乳歯)がいつどのタイミングで生えて、どの順番で生えて、いつ大人の歯に生え変わるのか知ってますか?

まず乳歯は上と下それぞれ10本ずつの計20本からなります。

乳歯は生後8ヶ月頃に下の前歯から萌出し、2歳半〜3歳頃には全ての乳歯が生え終わります。

ですが、萌出時期や順番は個人差があるので4ヶ月ぐらい遅れても大丈夫です。

〜乳歯の萌出の順番〜

①下の歯の1番真ん中の前歯

②上の歯の1番真ん中の前歯

③上の歯の前から2番目の歯

④下の歯の前から2番目の歯

⑤ 上の歯の前から4番目の歯

⑥ 下の歯の前から4番目の歯

⑦ 上の歯の前から3番目の歯

⑧ 下の歯の前から3番目の歯

⑨ 下の歯の前から5番目の歯

⑩ 上の歯の前から5番目の歯

上記からもわかるように、前から順番に生えるわけではないです。少し前後するところがありますので、お子さんがいる方は知っておきましょう。

また乳歯の特徴で、まず色味ですが、白色または青白色のことが多いです。それに対して永久歯は黄白色が多いです。

エナメル質(歯の1番外側の層)の厚さは永久歯の約二分の一です。

乳歯の萌出後ですが、すきっ歯のように隙間が多くある子が多いですがご安心ください。永久歯に生え変わる際にその隙間は埋まることが多いです。ですが、顎が小さいなどで乳歯の時に既に隙間が少ないと永久歯に生え変わったタイミングで歯が前後することが多いので、その際は小児矯正も考えてもいいかと思います。

当院は矯正もやっているので、もし気になる方は当院の矯正医と一度無料相談していただければ思います。

少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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【92】むし歯の分類

こんにちは

本日はむし歯の分類についてお話いたします。

むし歯は、お口の中の原因菌が栄養を得て酸を出して歯が溶けている状態の事です。

むし歯は5つのステージに分類されます。

CO、C1、C2、C3、C4

と呼ばれています

まず健康な歯は3層に分かれていて

・エナメル質

・象牙質

・歯髄

となっていて、むし歯がどこまで到達したかが分類の基準となります。

CO:穴はあいていないが歯の表面が白濁もしくは着色のある歯

C1:エナメル質が脱灰した初期むし歯

歯の表面のエナメル質が溶け、黒くなってきている状態

C2:象牙質まで進行したむし歯

冷たいものや甘いものを口にした時にしみるようになり、痛みを感じることが多い

C3:歯髄(神経)まで進行したむし歯

冷たいもの、熱いものがしみるようになる

場合によっては何もしなくてもズキズキ痛むこともある

C4:歯 むし歯が大きく、歯の頭(歯冠部)の部分が無くなり歯の根までむし歯が進行した状態

神経が死んでしまい、痛みを感じにくくなる

痛みを感じないからと放置していると根の先に膿が溜まり痛みが再発することもあります

初期のむし歯は自覚症状も乏しいためなかなか気づきにくいですが、痛みなどの症状が出てからではむし歯がかなり進行してしまっている場合がほとんどです。

たとえむし歯になったとしても早い段階で治療を受ければ歯を抜かずに残せる可能性が高まります。

むし歯を初期の段階で見つけるためには歯科医院での定期的な検診が大切です。

本日はむし歯の分類についてお話させていただきました。

少しでも参考になれば幸いです。

気になることがございましたら、お気軽にお声掛けください。

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【91】型取りの材料②

こんにちは、衛生士の會澤です。

前回は型取りの材料でアルジネート印象材についてお話しさせていただきました。

今回はシリコンゴム印象材についてお話しします。

まず今からメリット、デメリットについてお話しさせていただきます。

シリコンゴム印象材は高い寸法精度が高いのが特徴的でアルジネート印象材よりもメリットが多いです。

[メリット]

①寸法精度が高い

②寸法安定性が高い

③親水性が高い

④ 流動性が高い

⑤ 優れた弾性を持ち、歯から外した後の歪みが少ない

⑥操作が容易

などとシリコンゴム印象材はメリットが多いです。

ですが、デメリットもございます。

[デメリット]

①アルジネート印象材より材料費が高額

②硬化時間が長い

材料費が高額なので保険診療では使用頻度が低い傾向があります。ですが自由診療では、高精度な印象採得するために広く使用します。

次に型取りの流れです。

①トレー試適

患者様それぞれ口の大きさや歯並びが違うので、まずは口の中でトレーの試適します。

②トレーに盛り付け

型取りする歯のところにあたるトレー部分は少し多めに盛り付けます。

③支台歯に材料を流す

型取りする歯に他のシリコン印象材を流す。

④型取り

先ほど印象材を盛ったトレーを使い型取りする。

硬化時間は5分かかります。それまでの間は動かないようにするために指で押さえます。

5分経ったらしっかり印象が取れてることを確認し、石膏は盛らずにそのまま技工所へ送付します。これで終了です。

歯科の材料はいろんな種類がある上に、とても高額です。貴重な材料なので、私たちも大事に使っていこうと思います。

少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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矯正歯科治療(歯列矯正)で後悔しないために知っておくべきこと5選!

私は東京医科歯科大学の歯周病専門外来にて、難症例を含む幅広い治療の研鑽を積み、その後は都内歯科医院にてお子さんからご高齢の方まで多くの患者様のお口の健康づくりをサポートしてまいりました。

患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせて、あらゆる治療の選択肢をご提案し、心から納得していただける治療法をお選びいただけます。神保町ミセ歯科・矯正歯科は、患者様との信頼関係を大切に築きながら、ドクター・スタッフともに一丸となって、あなたの健康を末長く支えてまいります。

矯正歯科治療(歯列矯正)で後悔しないために知っておくべきこと5選!

矯正歯科治療は歯並びや噛み合わせを整えるために行う治療ですが、なかには治療を受けて後悔してしまう方もいます。
高い治療費を払い、長期間取り組んだ治療で後悔したくないものです。

本記事では、満足のいく矯正歯科治療にするためのポイントを紹介します。
矯正歯科治療で後悔する理由と一緒に解説していますので「矯正歯科治療をやらなきゃよかった」なんてことにならないよう、治療を受ける前に確認しておきましょう。

    そもそもマウスピース矯正とは

    そもそもマウスピース矯正による部分矯正ってなに?

    マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを1日に定められた時間装着し、て歯に矯正力を加える治療法です。
    1〜2週間に一度の頻度で新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯並びを整えていきます。
    従来の矯正歯科治療とは異なり、矯正装置が目立ちにくく、矯正歯科治療中であることを気付かれにくいため人気の治療法です。

    ただし、マウスピース矯正にもメリットとデメリットがあります。
    マウスピース矯正のデメリットを理解せずに、装置の見た目だけで治療を受けると後悔してしまうことになるでしょう。

    以下で、マウスピース矯正のメリットとデメリットをまとめていますので、マウスピース矯正を検討されている方は確認しておきましょう。

    【マウスピース矯正のメリット・デメリット】

    メリット デメリット
    装置が目立ちにくい 装置の装着時間を守らなければならない
    装置の着脱が可能 飲食の度に装置を外さなければならない
    矯正歯科治療中の痛みや違和感が少ない 治療可能な症例が限られている
    金属アレルギーの心配が不要
    POINT

    当院は世界的にシェア率の高いマウスピース矯正「インビザライン治療」に対応しています。
    軽度の歯並びの乱れから複雑な歯並びの乱れまで対応できるよう、複数の治療プランを用意しております。
    多くの方が安心して矯正歯科治療を受けられるよう、日本矯正歯科学会の認定医による無料相談も実施中です。
    マウスピース矯正を検討されている方はお気軽に当院までご相談ください。

    マウスピース矯正で後悔する理由5選

    マウスピース矯正で部分矯正は可能?

    「マウスピース矯正をしなければよかった」という意見を聞いたことがある方もいるでしょう。
    マウスピース矯正は、治療期間中の見た目を気にする必要がなく、必要に応じて装置を取り外せるため、前向きな気持ちで治療を始める方が多いといえます。

    しかし、マウスピース矯正を継続するにあたって「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう方もいます。なかには、治療を中断してしまう方もいるほどです。
    このように後悔せず、最後まで前向きな気持ちで矯正歯科治療に取り組むためには、あらかじめマウスピース矯正の特徴やデメリットも十分に理解しておく必要があります。
    ここでは、マウスピース矯正を受けて後悔する理由について解説します。

     

    マウスピース矯正で後悔する理由①管理や手入れが面倒

    矯正装置の取り外しが可能なマウスピース矯正は、患者様自身で矯正装置の管理や手入れを行わなければなりません。
    1日20時間以上マウスピースを装着する管理や、マウスピースの手入れ・保管方法が面倒に感じてしまう方もいます。
    しかし、装着時間が不足すると十分な矯正力が歯に加わらないため、計画通りに治療を進められなかったり、手入れを怠ると虫歯や歯周病の原因となったりします。

    きれいで健康な歯並びを目指すためにも、マウスピースの管理や手入れは欠かせません。
    治療を開始する前に、1日20時間以上の装着が可能か、マウスピースを清潔に保管できるかよく考えてみましょう。

    マウスピース矯正で後悔する理由②矯正歯科治療中に虫歯になってしまった

    矯正歯科治療中に虫歯になってしまい、後悔するケースは多くあります。
    これは、矯正歯科治療の種類を問わず、マウスピース矯正でもワイヤー矯正でも当てはまる項目です。

    マウスピース矯正は、装置の取り外しができるため、歯磨きを行いやすく、虫歯になりにくいという認識をお持ちの方も多いでしょう。
    装置が固定式であるワイヤー矯正に比べて歯磨きは行いやすいですが、ケアを怠ることで虫歯になるリスクは十分にあります。
    そのため、マウスピース矯正であってもワイヤー矯正であってもていねいな口腔ケアは欠かせません。

    マウスピース矯正は、歯磨きは行いやすいですが、長時間マウスピースを装着するために口の中が乾燥しやすい特徴があります。
    口の中が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病に罹るリスクが高まります。
    虫歯や歯周病を予防するためにも、こまめな水分補給やうがいをするなどの工夫をしましょう。

    マウスピース矯正で後悔する理由③治療期間が長引いた

    マウスピースの装着時間が不足していたり、治療途中で虫歯になったりすることで治療期間が長引くケースもあります。
    治療期間が長引くと治療に対するモチベーションが下がりやすくなってしまいます。

    治療計画通りに進めるためには、歯科医師の指示通りに治療を受けなければなりません。
    マウスピースの装着時間を守れるか不安な方は、スマホのタイマーやアプリを活用するのもおすすめです。

    マウスピース矯正で後悔する理由④思っていた治療結果にならなかった

    マウスピース矯正の治療を受けて「思っていた治療結果にならなかった」という意見もあります。
    この原因は歯科医師の指示通りに治療を進めていなかった、もしくは歯科医師の治療計画が不適切であったことが考えられます。

    マウスピースの装着時間を守れていないと計画通りに歯を動かすことができないため、想定外の治療結果につながってしまうことがあります。
    そのほかにも、マウスピースが浮いているなど、正しく装着できていないことで、適切な矯正力が加わらないことも考えられます。

    また、マウスピース矯正はどの歯科医院で受けても治療結果は同じと思われがちですが、そんなことはありません。
    歯科医師の診断や治療計画の立案によって治療結果は大きく左右されます。

    そのため、理想通りの治療結果を得るためには、歯科医師の治療実績や、知識・技術も重要な要素となります。
    マウスピース矯正の歯科医院選びは非常に重要な項目となりますので、口コミや治療実績などを調べ、信頼できる歯科医師のもとで治療を受けましょう。

    マウスピース矯正で後悔する理由⑤後戻りしてしまった

    矯正歯科治療が終わっても、歯並びを定着させて後戻りを起こさないようにするために、保定期間が必要です。
    保定期間中は「リテーナー」と呼ばれる保定装置を使用しなければなりません。
    この保定装置を適切に使用していなければ、歯は元の位置に戻ろうとするため、再度歯並びが乱れてしまいます。この歯並びの乱れを「後戻り」といいます。

    後戻りを起こした場合は、再度矯正歯科治療が必要になることもあります。
    きれいに整えた歯並びが再び乱れることのないよう、保定装置の使用を徹底しましょう。

    矯正歯科治療(歯列矯正)で後悔しないために知っておくべきこと、気をつけること!

    マウスピース矯正で後悔しやすいポイントについて紹介しましたが、マウスピース矯正だけでなくワイヤー矯正であっても後悔しないために気を付けたい点を紹介します。

    1. カウンセリング時に希望や要望を伝える 矯正歯科治療を始める前のカウンセリング時に、歯並びの気になる点や改善したい場所、理想の仕上がりなどの希望や要望は詳しく歯科医師に伝えるようにしてください。
      患者様と歯科医師で治療のゴールにズレがあると、思い描いていた治療結果にならない可能性が高まります。
      治療計画などの説明を受け、分からないことや不安なことはそのままにせず、相談しておくことが大切です。
    2. 治療リスクについて把握しておく 矯正歯科治療は、歯の根っこが短くなる歯根吸収や、歯茎が痩せてしまう歯肉退縮などのリスクを伴います。歯が動くことによって痛みや違和感が生じることも多くあります。
      これらは矯正歯科治療を受ける際に、歯科医師から十分な説明があるはずです。
      治療中のトラブルを回避するためにもリスクについて十分に確認しておきましょう。
    3. 歯科医院選びを慎重に行う 矯正歯科治療は一般歯科治療と異なり、治療期間が数ヶ月〜数年単位と長期にわたる治療です。
      そのため、歯科医師とのコミュニケーションも大事になります。

      いくら治療実績が豊富な歯科医師であっても、大事なことを相談できる雰囲気でなければ、患者様は不安を抱えたまま治療を受けなければなりません。
      矯正歯科治療を始める前の矯正相談で、歯科医師の人柄を確認しておくことも大事でしょう。

      そして、理想通りの治療結果を得るためには、費用だけで歯科医院を選ばないほうがよいでしょう。
      特にマウスピース矯正は、矯正歯科治療に対する知識が十分でない歯科医師でも導入しやすい治療です。口コミやHPで治療実績などを確認し、信頼できる歯科医師のもとで治療を受けるようにしましょう。
    4. 歯列矯正中の口腔ケアを徹底する きれいに歯並びを整えても、虫歯や歯周病に罹ってしまうと意味がありません。
      きれいな歯並びとともに健康な歯を維持するよう口腔ケアを徹底しましょう。

      矯正歯科治療で歯並びが整うのと同時に、お口に対する意識が向上する方がほとんどです。矯正歯科治療を始める前よりもていねいに口腔ケアを行うようになった方が多いでしょう。
      ていねいなケアを継続することで将来にわたってお口の健康をキープできるようになります。
    5. メンテナンスを受ける 矯正歯科治療が終了した後も定期的にメンテナンスを受けるようにしましょう。
      メンテナンスでは歯並びや噛み合わせに問題がないか確認をしたり、歯のクリーニングを行ったりします。
      万が一、後戻りを起こしていても早期に発見できれば大掛かりな治療をせずに済むことが大半です。
      きれいに整えた歯並びや噛み合わせを維持するためにも、定期的にメンテナンスを受けるようにしましょう。

    当院の矯正歯科治療の特徴

    当院は患者様の不安を解消した状態で矯正歯科治療を受けていただくために、初回相談を無料で実施しております。
    歯並びのお悩みや、治療方法、費用、治療期間など気になることはお気軽にご相談ください。

    日本矯正歯科学会認定医である歯科医師が矯正歯科治療を担当し、一人ひとりに適した治療計画をご提案して、ていねいに説明します。
    無理に治療を進めることはありません。患者様に十分に納得していただいてから治療をスタートしますので、少しでも気になることがありましたら、まずは無料で実施している初回相談をご予約ください。

    まとめ

    「矯正歯科治療をやらなきゃよかった」という意見を聞いたり、ネット上で見かけたりすることがあります。
    このような意見を耳にすることで、矯正歯科治療に対して不安な気持ちを抱いてしまう方もいることでしょう。
    矯正歯科治療で後悔する理由はさまざまですが、「思っていた治療結果にならなかった」「途中で虫歯ができてしまった」「治療期間が長引いた」というものが多くあります。
    しかし、これらは事前に対策しておくことで、回避できるポイントでもあります。
    特にマウスピース矯正はメリットばかりに目がいきがちで、デメリットを把握しないまま治療をスタートし、後悔される方がいます。本記事ではマウスピース矯正のメリット・デメリットと、後悔しやすい理由について詳しく解説しています。

    矯正歯科治療を始めようか検討されている方は、後悔しないためにこの記事を読んでご参考にしてください。

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