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⑰ホワイトニングと歯周病・虫歯予防

こんにちは、神保町ミセ歯科・矯正歯科です✩
本日はホワイトニングの効果に関するお話です。


ホワイトニングは歯を白くすることはもちろんのこと、歯周病予防・虫歯予防の効果も知られており、海外ではすでにホワイトニングのもつ二次的効果が注目されています。


ホワイトニングの薬液に使用されている過酸化尿素は、もともと歯周病治療薬として用いられておりました。

具体的には過酸化尿素が化学反応を起こし分解された分子が細菌の細胞膜や核を破壊することにより殺菌効果を発揮します。

その流れのなかで過酸化尿素により歯が白くなったという報告が多数現れ、ホワイトニングを目的とした製品が発売されるようなりました。


では一体どのように予防効果があるのでしょうか。

ホワイトニングと歯周病予防・虫歯予防の研究からホワイトニング前とホワイトニング後では
最も病原性の高いとされている3種類の歯周病原細菌
P.gingivalis(P.g)・T.fosythia(T.f)・T.dentcola(T.d)
の口腔内総菌数の割合がそれぞれ
P.gは-8.9%、T.fは-3.64%、T.dは-1.46%と減少し、
虫歯の関連菌であるミュータンス菌数の割合も-0.80%と減少しているという結果が発表されています。

このような研究結果からホワイトニングはただ単に歯を白くするだけではなく、歯周病・虫歯予防にも効果があることがわかります。


ただ、ホワイトニングには歯周病菌・虫歯菌を減少させる効果は認められますが治療の第一選択法ではありませんし、治療としては効果がありません。

歯周病治療も、虫歯治療も第一選択は基本治療と呼ばれる歯石や虫歯を取り除く治療です。

ホワイトニングは治療終了後の病状安定・予防のためには効果的なものと言えます。


ホワイトニングを定期的に行うことで歯も白くなり歯周病・虫歯予防にもなり一石二鳥ですね♩

ホワイトニングにご興味のある方は一度ご相談ください☺︎

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