こんにちは、衛生士の會澤です。
今回は自費クリーニングのエアフローについてお話しします。
みなさんはエアフローという名前を聞いたことはありますか?
私は学生時代に授業で聞いたことがあったのですが、学生時代に臨床実習で行かせていただいた歯科医院にはおいておらず当院に入社してから初めて機械を見ました。
エアフローとは、微細なパウダー(粉)をジェット水流で吹き付け、歯の表面や歯と歯の間の汚れを落とすクリーニング方法になります。
エアフローは着色除去に使われることが多いですが、本来は歯の表面にいる細菌(バイオフィルム)を破壊すると言われており虫歯予防や歯周病予防にも効果的なものになります。
では保険のクリーニングとの違いですが、3点あります。
それぞれメリット、デメリットありますのでご紹介します。
[メリット]
①歯の表面を傷つけずにクリーニングすることができる。
保険内のクリーニングはブラシとペースト(歯磨き粉)を用いて行います。ペーストの中には多少研磨剤が入っている為ごく僅かではありますが、歯の表面を傷つけながら歯の表面についた汚れを落としています。
それに比べて自費クリーニングのエアフローはパウダーとお水を用いて行うことにより歯の表面を傷つけずにクリーニングすることが可能です。
②歯と歯の間の着色を取ることができる。
保険内のクリーニングはブラシを用いますが、ブラシは歯と歯の間には入れることは難しく、歯の表面の汚れしか落とすことができません。
ですがエアフローは細かいところまで当てることができます。
例えば、歯間(歯と歯の間)や裂溝(噛む面の溝)、矯正器具(ブラケット)の周り、インプラント周囲などと普段のセルフケアでは行き届かないところもお掃除することができます。
[デメリット]
・保険内のクリーニングに比べて費用が高額です。
保険内のクリーニングは大体3000円〜4000円ほどですが、自費クリーニングはエアフローとトリートメント剤含め7700円になります。
確かに費用は保険内に比べたら高額ですが、メリットはそれなりにあります。
現在、着色に関して気になっている方や、自費クリーニングについて気になる方がいらっしゃったらお申し出ください。
少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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