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【55】お口の中の遺伝

【55】お口の中の遺伝

こんにちは、衛生士の會澤です。

今回は「お口の中の遺伝」についてお話しします。

人間は身体的や生理学的に遺伝するように、口腔内や歯も遺伝を受ける要素の1つになります。

ではどのような事があるかご説明します。

①歯並び

「上顎前突(出っ歯)」

出っ歯は遺伝も原因の1つですが、成長過程で指・舌・スプーンなどで前歯を押す癖があるとそれが原因で起きることがございます。

「下顎前突、反対咬合(受け口)」

受け口は骨格の問題なので、遺伝の影響が大きい場合がございます。

②歯の本数

「先天性欠如歯」

乳歯は20本、永久歯は28本(親知らず除き)ですが何らかの理由で本来の本数より少ない先天性欠如歯の方もいらっしゃいます。

先天性欠如歯の明確の理由はまだ詳しくわかってはいませんが、 遺伝、妊娠中の栄養不足、内分泌系の疾患、薬物の副作用などと言われております。

③歯の大きさ

歯の大きさは矮小歯(本来より小さい歯)や巨大歯(本来より大きい歯)、癒合歯(2つの歯の神経が一緒になっており、エナメル質と象牙質が融合したもの)、癒着歯(2つの歯の神経は別々で歯がくっついているもの)などがあります。

④顎の大きさ

「八重歯」

八重歯は顎が小さく歯が生えるスペースが十分確保できない状態で、歯が無理矢理生えたために起こります。

「すきっ歯」

すきっ歯は、顎自体が大きい事や顎の大きさに比べて歯が小さい場合に歯と歯のすき間ができ起こります。

すきっ歯だと発音障害が起きる場合があります。

このように遺伝というのは体だけではなく口の中でも起きます。人間の体って奥が深くおもしろいですね。歯並びがコンプレックスになっている方は、当院は矯正歯科もやっておりますのでまずは相談からいらっしゃってください。お待ちしております。

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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