
⻭を⽣涯残すための⻭周病治療
当院では日本歯周病学会より認定を受けたドクターによる専門的な歯周病治療を行なっております。一般的な歯周病の改善・予防法から、先進の治療薬を用いた治療、歯周外科治療や歯周組織の治療にも対応しています。
私は東京科学大学(旧東京医科歯科大学)の歯周病専門外来にて、難症例を含む幅広い治療の研鑽を積み、その後は都内歯科医院にてお子さんからご高齢の方まで多くの患者様のお口の健康づくりをサポートしてまいりました。
患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせて、あらゆる治療の選択肢をご提案し、心から納得していただける治療法をお選びいただけます。 神保町ミセ歯科・矯正歯科は、患者様との信頼関係を大切に築きながら、ドクター・スタッフともに一丸となって、あなたの健康を末長く支えてまいります。
取れた直後にまず迷うのは、今すぐ歯科へ連絡すべきか、痛みがないから数日待てるか、という点だと思います。
急ぐかどうかは歯の状態によって変わりますが、受診までにしておくことはどちらでも同じです。外れた物をなくさずに保管し、その歯へ余計な力と刺激を加えないこと。
この二つで、再装着できる可能性と歯の状態を保ちやすくなります。慌てて元へ押し込む必要はありません。いつ外れたか、そのとき何を食べていたかを覚えておくと、受診したときに状況を伝える材料になります。
外れた詰め物・被せ物は、流水で軽く汚れを落とし、なくさないよう清潔な容器へ入れます。
強くこする、消毒薬へ浸ける、熱湯で洗う必要はありません。割れた破片があれば一緒に保管してください。状態が良ければ再装着できる場合があり、作り直す場合も以前の形を確認する材料になります。
ティッシュに包むだけだと、そのまま捨ててしまったり紛失したりしやすいため、ふたのある小さな容器が適しています。
神保町ミセ歯科・矯正歯科へお持ちいただくときも同じです。外れた物がなくても診察はできます。見つけるために硬い食べ物を割ったり排水口を分解したりする必要はありません。
口の中に外れた物が残っていると、誤って飲み込むことがあります。
取り出せる位置なら清潔な手で外しますが、無理に器具を入れないでください。飲み込んでも多くは消化管を通過しますが、せき込み、息苦しさ、胸の症状がある場合は気道へ入った可能性も考え、救急へご相談ください。
予約のときは、詰め物か被せ物か分からなくても構いません。取れた歯の位置、いつ取れたか、痛み、しみ、腫れ、出血の有無を伝えてください。歯が欠けた、ぶつけた、仮歯が外れた場合は案内が変わります。治療中の仮の蓋は、外れたまま置いた期間で状況が変わるため、早めにご連絡ください。
外れた物をそのまま戻せるかどうかは、歯と外れた物の両方を診てから決まります。
むし歯(虫歯)や破折、炎症があれば、まず原因への処置が必要になります。急いで接着することだけを目的にせず、そのまま戻す利点と、原因を残して戻した場合に起こりうることを並べてお話しし、進め方を一緒に決めます。
外れた物が白い小片ならレジンやセラミック、金属色なら銀歯だろうかと考えるかもしれませんが、材質をご自身で見分ける必要はありません。治療した時期と医院、材料の説明書があればお持ちください。
被せ物が連結されている、ブリッジの一部が動く、インプラントの上部構造が外れた場合は、一本の詰め物とは対応が違います。残っている装置を無理に揺らさずご連絡ください。インプラント本体が動いている感覚があるときは、早めの診察が必要です。
出張や旅行中でかかりつけへすぐ戻れないときは、現地の歯科で応急的な保護だけ受け、帰宅後に引き継ぐ方法があります。処置の内容と使った材料を記録してもらうと、その後につなげやすくなります。
詰め物が取れた歯が強く痛むこともあれば、鏡を見るまで気づかなかったという場合もあります。
ただし、痛みの強さと歯の傷み方は必ずしも一致しません。神経を失った歯は大きく欠けていても痛みを出しにくく、逆に象牙質が少し露出しただけでも冷たい物で強くしみます。急いで連絡していただきたい症状と、急がなくても放置してほしくない状態を分けて考えます。
判断の手掛かりになるのは、痛みの出方、しみている時間の長さ、腫れや出血の有無、そして外れてからの日数です。
何もしなくてもズキズキする、温かい物で痛む、噛めない、歯ぐきや顔が腫れた場合は、歯髄の炎症や感染、歯の破折が疑われます。発熱、飲み込みにくさ、急に広がる顔の腫れがあれば、早めにご連絡ください。呼吸への影響があるときは救急医療が優先です。
外れた部分から出血しているように見えても、歯ぐきが傷ついたのか、歯そのものが割れたのかで対応が変わります。清潔なガーゼで軽く押さえ、止まらない場合はご相談ください。
夜間や診療時間外に痛みが出た場合は、患部を温めず、飲酒や長い入浴のように血流を増やす行動を控えます。鎮痛薬は用法どおりに使い、痛む側で噛まないようにします。この間の対処は痛みを和らげるためのもので、原因を治すものではありません。
できるかぎり歯や神経を残すという考え方は、強い痛みを我慢していただくことではありません。症状、神経の反応、レントゲン、残っている歯質を評価し、保存できる可能性と感染が広がる危険を分けます。神経の処置が必要と判断した場合は、その進め方もあわせて説明します。
神経を取った歯は、詰め物が外れても痛みを感じにくいことがあります。歯の内部でむし歯(虫歯)が進んでいても、外れたことが最初に気づいた変化だった、という例は珍しくありません。痛みがないから数週間待ってよいとは限らないのは、このためです。
詰め物がなくなった歯は、薄く残った歯質へ直接噛む力がかかり、さらに欠けることがあります。隙間へ食べ物が入り、歯ぐきを傷めることもあります。被せ物が外れた支台歯は細く削られた形をしているため、硬い物で割れやすく、受診までは反対側で噛んでください。
冷たい物で短くしみるだけでも、露出した象牙質へ刺激が伝わっています。刺激がなくなるとすぐ治まるか、数十秒以上残るか、温かい物でも痛むかを伝えてください。しみている時間の長さは、知覚過敏に近い反応か、神経の炎症を疑うかの手掛かりになります。
過去に根管治療を受けた歯では、痛みが弱くても根の周囲に感染がある場合があります。レントゲン、歯ぐきの腫れ、噛んだときの反応を調べます。神経がないことと、治療しなくてよいことは同じではありません。
妊娠中の方、抗凝固薬を使用中の方、持病のある方も受診できますが、投薬や外科処置の判断に影響します。薬を自己判断で中止せず、お薬手帳や妊娠週数をお伝えください。
穴の空いた場所は舌が何度も触れてしまい、自分で塞いでしまいたくなるかもしれません。ただ、受診までの数日で歯の状態を悪くしてしまう行為がいくつかあり、その多くは早く何とかしたいという気持ちから始まります。
歯と粘膜を傷めず、診断の材料も残すために、この期間は守ることに絞ります。避けたいことは多くありませんが、いずれも自己流の応急処置から起こりやすく、結果として選べる治療の幅を狭めてしまいます。受診までの数日は、治すことより悪くしないことを優先してください。
家庭用の瞬間接着剤は口の中で使うことを前提に作られておらず、粘膜へ付着したり、詰め物がずれた位置で固まったりする危険があります。
正しい位置に戻らないと噛み合わせが高くなり、その歯へ余計な力がかかります。歯科で外しにくくなり、再利用できたはずの装置が使えなくなることもあります。
ガム、キャラメル、餅のような粘着性のある物と、ナッツ、氷、硬いせんべいは避けます。外れた側で噛まず、柔らかい食事を選んでください。穴へ食べ物が入っても爪楊枝や針で掘り出さず、歯ブラシと軽いうがいで落とします。
形どおりにはまったように見えても、食事中や就寝中に再び外れて飲み込むことがあります。診察前に見た目を整えるために入れたままにせず、容器へ保管してください。
象牙質が露出すると、冷たい水、熱い飲み物、甘い物、歯ブラシの毛先でしみることがあります。極端な温度を避け、常温に近い物を選んでください。痛むからと歯磨きをやめると歯垢が増えるため、柔らかい歯ブラシで力を入れずに清掃します。
知覚過敏用の歯磨剤で一時的にしみが軽くなっても、むし歯(虫歯)や破折がないことの証明にはなりません。鎮痛薬を使う場合は、持病、妊娠、ほかの薬との関係を薬剤師などへ確認してください。歯へ鎮痛薬を直接置く方法は、粘膜を傷めるため行いません。
フロスは外れた歯の隙間で引っかかることがあります。無理に上へ引き抜かず、使うなら横から抜いてください。歯質が鋭く尖って舌を傷つける場合は、触り続けずに早めにご相談ください。
穴へ食べ物が詰まったときは、ぬるめの水で軽くすすぎ、柔らかい歯ブラシで周囲を清掃します。強い水流を当てる、綿やティッシュを詰めたままにするといった方法は、刺激や汚染の原因になります。
市販の仮詰め材が手に入る場合もありますが、歯の状態を見ずに使うと、噛み合わせを高くしたり、進んでいるむし歯(虫歯)を覆い隠したりすることがあります。使用を考えるときは歯科へご相談のうえ、説明書の対象と使用期間を守ってください。
外れた歯を避けて片側だけで噛み続けると、顎や反対側の歯へ負担が偏ります。受診までの短い期間は歯を守るために有効ですが、治療が終わったあとも片側噛みが残っていないか見直します。食事がとれないほど痛むときは、早めに受診してください。
同じ場所が二度、三度と外れる方がいます。接着材が古くなっただけであれば、付け直せばしばらくもつはずです。
短い間隔で繰り返すときは、内部のむし歯(虫歯)、歯や装置のひび、噛む力のかかり方など、外から見えない理由が残っています。原因に触れないまま戻せば同じことがまた起こり、むし歯(虫歯)であれば治療の時期を逃します。外れたという出来事そのものが、その歯の状態を知らせる手掛かりだと考えます。付け直す前になぜ外れたのかを確かめておくことが、次に外れるまでの時間を延ばすことにつながります。
診察では、外れた物の内面、歯の色と硬さ、残っている歯質、境目を見ます。必要に応じてレントゲンで、歯と歯の間、修復物の下、根の周囲を確認します。画像に写りにくいひびもあるため、拡大して観察する、噛んだときの反応を見る、歯周ポケットを測るといった方法を組み合わせます。
むし歯(虫歯)があれば、感染した歯質を必要な範囲で取り除き、神経へどれだけ近いかを評価します。必要以上に削らず神経を残す方針で診るため、着色だけを理由に広く削ることはしません。一方で、軟らかくなったむし歯(虫歯)を残したまま接着することもありません。
外れた物が変形していたり破損していたりすれば、歯に問題がなくても再利用できないことがあります。元へ戻せるかどうかを先に約束せず、装置と歯の両方を調べてからお伝えします。
同じ場所が何度も外れる、朝起きたときに顎が疲れている、ほかの詰め物も欠けている。こうした場合は、噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりの影響を考えます。外れた歯だけを削って低くするのではなく、歯のすり減り方、頬や舌についた圧痕、接触する位置を調べます。
治療の設計、残っている歯質の量、接着できる面の広さも脱離に関係します。強い力に耐えるため被せ物へ変えたほうがよいのか、歯質を守る別の設計が可能かを比べます。高価な材料を選べば外れない、という単純な関係ではありません。
食いしばりが疑われる場合は、日中に歯を接触させない練習から始め、睡眠中の負担が大きければナイトガードの適応を検討します。顎の痛みや口の開けにくさが続く場合は、その症状もお伝えください。
外れた原因を調べる診察は、次の順序で進みます。
すべての検査を毎回行うわけではありません。前歯の小さな詰め物と、根管治療後の奥歯の被せ物では、確認する範囲が違います。
装着から何年たったか、という年数だけで原因を決めることもできません。同じ期間使った装置でも、歯質、清掃の状態、噛む力によって経過は変わります。何年もったから寿命ではなく、今の適合と歯を保存できる可能性を基準にします。
外れた物を持って行けば、その場で付け直してもらえる。そう考えて来院される方は多いのですが、再装着できるかどうかは歯と装置の両方を見てからでないと分かりません。分かれ目になるのは、外れた原因を取り除けるか、そして取り除いたあとも元の装置が合うかどうかです。同じ「取れた」でも、装置がそのまま使える場合と、歯の側の治療が先になる場合では、その後の進み方が変わります。診察では、装置が使えるかどうかより先に、歯の側に何が起きているかを確かめます。
再装着を検討するときは、装置が隙間なく戻るか、境目が合うか、噛み合わせが高くならないかを調べます。内面の古い接着材と歯の側の汚染を除去できることも条件になります。はまることと、長く機能する適合は同じではありません。
外れてから時間がたつと、隣の歯や噛み合う歯がわずかに動き、元の装置が入りにくくなることがあります。早めに受診していただきたいのは、再装着という選択肢を残すためでもあります。
再装着できる場合も、なぜ外れたのかをお伝えします。接着材の経年変化と考えられるのか、力の負担があるのかで、その後の管理が変わるためです。
内部にむし歯(虫歯)があれば、感染した部分を処置したあとは歯の形が変わるため、以前の詰め物は合わなくなります。歯が大きく欠けた場合は、詰め物より被せ物のほうが適することがあります。神経に近い場合は、保護の処置で様子を見るか、根管治療が必要かを判断します。
歯根まで割れている、残せる歯質が極端に少ないといった場合は、保存が難しいこともあります。検査を尽くしても必ず残せるとは限らないため、保存できる可能性と、再発や破折の危険を共有したうえで決めます。
作り直すときは、以前と同じ材料へ自動的に戻すとは限りません。外れた原因、歯の位置、噛む力、清掃のしやすさを並べます。材料の名前だけでなく、なぜその設計にするのかまで説明し、選んでいただきます。
再装着と作り直しの考え方は、次のように整理できます。
| 確認結果 | 検討する対応 |
|---|---|
| 歯と装置が健全で適合する | 清掃・処理後の再装着を検討 |
| 小さなむし歯(虫歯)や欠けがある | 必要な処置後に修復・再製作 |
| 装置が割れた・変形した | 原則として新しい装置を検討 |
| 神経の炎症や根の感染が疑われる | 診断・根管治療等を先に検討 |
| 歯根破折等で保存が難しい | 保存可能性を評価し欠損治療も説明 |
再装着できる状態でも、短期間で外れた履歴があれば設計の変更を検討します。作り直しが必要な場合も、いきなり歯を大きく削るとは限らず、仮の保護で考える時間を設けることがあります。
歯を残せない可能性を説明する場合も、いきなりインプラントだけをお勧めすることはありません。抜歯と判断する根拠をお示ししたうえで、ブリッジや入れ歯とも比べます。外れて困っているという状況で、その場の不安のまま治療を決めていただくことは避けます。
何回通うことになるのか、いくらかかるのか。予約の前に知りたいのは、多くの場合この二つだと思います。どちらも、再装着で済むのか、むし歯(虫歯)の治療と型取りから作り直すのかで大きく変わるため、診察の前に一律の回数と金額を申し上げることはできません。ただ、何が回数と費用を左右するのかは先にお伝えできます。歯の状態、外れた原因、選ぶ材料の三つが、そのまま通う回数にも表れます。逆に言えば、この三つが分かった時点で、おおよその見通しをお伝えできるようになります。
強い痛みや炎症があるときは、その日は原因を調べ、仮の保護や感染への処置を優先することがあります。歯髄の状態がはっきりしなければ、仮に封をして症状の変化を見てから最終的な修復へ進みます。急いで最終的な形へ仕上げることが、必ずしも歯を守る近道にはなりません。
再装着は一回で終わることがありますが、適合、むし歯(虫歯)の有無、噛み合わせの条件を満たす場合に限ります。作り直す場合は、形を整えて型を取り、技工の期間を経て装着するという流れになります。
仮歯や仮詰めの期間は、硬い物や粘着性のある食品を避け、外れたらご連絡ください。仮の材料を最終的な物と思って長く使うと、隙間や摩耗が生じることがあります。
保険診療では、歯の位置や条件によって使える材料が定められています。自由診療ではセラミックなどを選べる場合がありますが、見た目、強度、修理のしやすさ、歯を削る量、費用を比べて選びます。高価な素材なら脱離や破折が起きないわけではありません。
材料を選ぶときは、前歯か奥歯か、噛む力、歯ぎしりの有無、残っている歯質、金属アレルギーの既往を照らし合わせます。見た目を主な目的とする治療については審美歯科のページで説明していますので、このページでは、外れた歯を再び噛めるようにする判断を中心にお伝えします。
同じ「詰め物が取れた」でも金額に幅が出るのは、再装着だけで済むのか、むし歯(虫歯)の治療や土台からやり直すのかという条件が重なるためです。治療の段階は、次のように分けて整理できます。
すべての方に全部が必要になるわけではありません。どの段階まで進むかは、歯の状態と外れた原因によって変わります。
金属アレルギーが心配な方は、これまでの症状と、医科で検査を受けた経過をお伝えください。金属を使わない材料にも適応と破折の危険があり、不安があるからという理由だけで一種類に決めることはしません。歯を削る量と、再治療のしやすさも選択の材料に含めます。
前歯では色や透明感、奥歯では噛む力への耐性が判断材料になりますが、見た目と強度を単純な二択にはしません。残っている歯質を守れる設計を先に決め、その中でご要望と費用を調整します。
付け直した日が治療の終わりではありません。外れた原因が残っていれば、同じ歯がまた外れます。裏を返せば、一度外れたという出来事は、その歯にどれだけの力がかかり、どこに清掃が届いていないかを確かめる機会でもあります。装置だけでなく、それを支えている歯を見ます。同じ場所を三度四度と治すことにならないよう、装着した日から先の管理までを一続きに考えます。付け直した装置がどれだけもつかは、その日の処置だけでなく、そのあとの力の使い方と清掃で変わります。
装着のときは、普段の噛み合わせと、顎を横へ動かしたときの接触を調べます。高い場所があれば調整しますが、健康な歯質を必要以上に削らないよう、どこが原因かを見極めてから触ります。短い期間に同じ場所が外れる場合は、装置の形と接着だけでなく、口全体の力のかかり方を見直します。
日中に上下の歯を長く接触させる癖があれば、気づいたときに離すという行動から始めます。睡眠中の歯ぎしりで破損の危険が高いと判断した場合は、ナイトガードなどを検討します。これは歯ぎしりそのものを止める治療ではなく、歯と修復物を守るためのものです。
食事では、氷を噛む、袋を歯で開けるといった強い力を避けます。ただし、普通の食事まで怖くなって片側だけで噛み続ける必要はありません。
定期検診では、修復物の境目、フロスの引っかかり、歯ぐきからの出血、噛み合わせを調べます。レントゲンは必要な間隔で用い、見えない内部のむし歯(虫歯)や根の状態を確認します。
同じ場所の清掃状態を続けて確認し、フロスや歯間ブラシの使い方を調整します。治療の結果を装着した日だけで判断せず、その歯が何年機能しているかで見ます。
詰め物や被せ物に、一律の交換時期があるわけではありません。年数だけで健康な装置を外すのではなく、境目のむし歯(虫歯)、亀裂、適合、清掃の状態から一本ずつ判断します。外す処置そのもので歯質を失うこともあるため、経過を見る場合と交換する場合の利点を比べます。小さな欠けを研磨や修理で対応できるなら、すぐ作り直すとは限りません。
再発した場合に、使い方が悪かったと決めつけることはしません。歯質、設計、接着、噛み合わせ、清掃のどこに改善の余地があるかを見直し、同じ処置を繰り返さない計画へ修正します。装着後に噛み合わせが高い、フロスが通らない、食べ物が挟まる状態が続くときも、慣れるまで我慢せず調整を受けてください。
完全に外れる前には、小さな変化が出ていることがあります。同じ場所でフロスが引っかかる、食後にそこだけ食べ物が挟まる、噛んだときの響き方が以前と違う。痛みが出ていなくても、前回と違うと感じた時点でご相談ください。外れた物があれば捨てずにお持ちいただき、いつからその変化があったかを教えていただけると、診断の手掛かりになります。早い段階で分かれば、それだけ選べる対応が残ります。
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